子宮体がんと診断された。

2018年5月14日、子宮体がん陽性。がんセンターにて5月25日診断確定。自分が検索した様に同じ誰かのよりどころになれればいいな。ほぼリアルタイム更新です。

始まり。

もともとずーっと生理不順で

ここ半年は不正出血が続いてて

GWはレバーの様なものが大量に出て

貧血になって動けなくなった。

大量出血が落ち着いた5月7日に

行ったことがないちょっと遠くの産婦人科で子宮頚がんと子宮体がんの検査をした。

近くにも産婦人科はあったけど、

そこは娘が孫を出産した思い出深い所だったから

もしもの時嫌な思い出になるのだけは避けたかったから。


5月14日の夕方に結果を聞く予約をしてその当日、

予約よりも三時間近く早い、まだ仕事中の時間に産婦人科から電話が来た。


「少しお話があるので予約時間より早めに来られますか?」


冷静を装ってても頭の中真っ白。

冗談言ってるけど多分引きつってる。


3時に仕事を終えてその足で子どもを迎えに行き家で降ろし、

動揺を悟られないようにすぐに家を出た。


結果が今日出ると知ってる子どもは

出かけにハグをしてと言ってきた。


中学生だもんね。大丈夫って思ってるけど不安なんだよね。


ぎゅーっとハグしてなるべく顔を見ないように出かけて行った。


車に乗った途端、我慢してた涙が溢れて溢れてうまくバックができない。

唯一なんでも話せる友人からちょうど電話がきて、様子を察し病院まで乗せてってくれる事にになった。


病院について結構早く呼ばれて診察室へ。


「結果なんだけど…ね…」


子宮頚がんと子宮体がんの細胞診結果報告書が2枚。


目についた方は


「陽性 Class Ⅴ」


って書いてあった子宮体部の方だった。

所見にはよくわからない漢字の言葉がなんだか書いてある。

用紙の一番下の右端に Classについての説明が書いてあった。


「Class Ⅴ 悪性で明らかな癌を推定」


先生が静かに話し出した。


「がんセンターへ紹介状を書くから

すぐにでも詳しく検査して治療を始められるように、お仕事などをひと段落させてくださいね。」


検査したからわかったんだよ。

だからよかったと思った方がいい。


今は何より治療の事を考えてご家族と話し合ってね。


がんセンターだって。

近くに大きな市民病院あるのにがんセンターなんだ。


それから受付の人ががんセンターの予約をしてくれて、18日金曜日に予約がとれた。


帰り道、やっとおとうさん(旦那さん)と連絡が取れて報告。

かなりショックだった様子。


もっと早く医者行けって言っとけば…


って悔やんでたけどそんなのおとうさんのせいじゃないよ。


とりあえず、運転して帰る自信もないし、家で待ってる子どもに話すのにみんな揃っていた方がいいからって事で

車を置いていた所まで迎えに来てもらって家に帰った。


帰ったら、待っていた娘が玄関に飛んできた。


「どうだった?!?!」


言葉を濁しながら荷物を降ろして家の中に入って座り込む。


「どうだったん?!大丈夫だったん?!」


顔を見て言えないから両手を開いておいでってしてハグをして


「ごめん。おかんガンなっちゃった」


しばらくハグしながら2人で泣いた。

近くにいた娘も泣いた。

仕事から帰って来たもう1人の娘も


「やだやだやだやだやだやだ!」


って、泣いた。

おとうさんは一生懸命深呼吸しながら泣くのを堪えているのがわかった。


これからやっと2人で色んなことが出来るって言ってたのにね。

本当にごめんね。


まだ何もわからない孫がいつもと変わらずに元気に走り回っている姿に凄く救われた。


とにかく18日、

おとうさんとがんセンターに行く事になった。