子宮体がんと診断された。

2018年5月14日、子宮体がん陽性。がんセンターにて5月25日診断確定。自分が検索した様に同じ誰かのよりどころになれればいいな。ほぼリアルタイム更新です。

明るい夫婦生活(笑)

退院後すぐな検診で

夫婦生活はまだと言われてから次の検診が来月なので

もちろんまだ夫婦生活は再開してないけど


手術経験者の方から聞いたり

手術後の体の変化などを見たりしていて


どうも濡れにくくなると理解してた。


例に漏れる事もなく

退院後少し落ち着いてきて心に余裕ができてきた頃

おとうさんとくっついてイチャイチャしてた時


お?これは?!

と、懐かしの熱くなる感覚があったのですかさずおパンツに手を突っ込んで確認してみたら


さらっさらのからっからだった事があって

すごくショックだった。


あぁ。ホントに濡れないんだな。 と。



この時ばかりは

子宮や卵巣を失った事の比じゃないくらいのショックだった記憶がある。


気持ちよくても濡れないとかマジ最悪。


ホントにおっさんになった気分。

いや、おっさんだってガマン汁出るだろうし。


って感じで半ばヤケクソになった私は

夫婦生活再開の際にはおとうさんに質のいい潤滑剤を用意しておくようにとお願いした。



でも、おとうさんもおとうさんで心配な事があったらしい。


それは、いざ再開した時に私が気持ちよくなくなってたらどうしようって事。


女は体より心で感じる部分が大きいから

私からしたらそんな事微塵も気にかけてなかったけど、おとうさんは凄く心配している。


私はそれよりも傷跡が気にならないか心配だったけど、三度の帝王切開でもう20年前から似たような傷はあったからなのか、まったく気にならないようなので安心した。


ってか、

いい歳した夫婦がなに色ボケしてんだよ


って思うかもしれないが


歳とったって好きな気持ちは付き合った頃と変わらないし、いやそれ以上に好きだし

くっついていたい気持ちはかわらない。


だから少なくとも私たち夫婦にとって

「せっくす」

というものはとても大切なものなのだ。

むしろ若い頃よりもぐっと踏み込んで色々話したり試したり出来るから

今の方が充実しているような気さえする。


さらに嬉しい事に

最近は潤い具合も昔に戻ってきた感じがする。潤滑剤は必要ないかもしれないくらいだ。

これにはおとうさんと2人で喜んだ。笑



そんな私たち夫婦は

次の検診でわずかな希望を抱いてる。


それは、夫婦生活再開の許可が出るかどうかだ。



おとうさんはそれを見越して仕事を休んで付き添ってくれるらしい。


笑っちゃうけど、

そんなおとうさんが私は愛おしくて大好きだ。




9月3日が検診日。


許可が出たらホテルに直行するぞ。


その日はそれだけを楽しみに

憂鬱ながんセンターへの道のりを乗り越えようと思う。