この歳になると

だいたい集まれば誰が病気しただの

誰が亡くなっただの

そんな話が多くなる。

私は、

私の知らない場所での井戸端会議の中で

そういえば○○ちゃんのママってガンなんだってよ！！

かわいそうにねぇ。

あんなに元気だったのにねぇ。

まだ下の子中学生なのにね。

とか話題になるのだけはいや。

あと、

知らないが故の心ない言葉によって

みんなに知られずに自分が傷つくのもいや。

だから私は交流のある人には話す事にした。

だってさ。

そうだよ。私はかわいそうなの。

一番下の娘なんて地元じゃない中学で送迎とかお弁当とか大変だし

孫だってまだまだ小さくて可愛い盛りだし。

それでもやっと夫婦2人で過ごす時間が出来てきて

これから２人で色んな所行ったり

色んな事したり楽しみだったのに。

抗がん剤治療とかなったら髪なくなるし。

みえみえのウィッグ被るかもしれないし。

お金もかかるし

未来も簡単に語れないし

ほんっとかわいそうなの。

だからさ、周りが気遣ってくれよ。

って思った。笑

遠巻きに、私に聞こえないようにかわいそうがるんだったら

直接労われって思った。

そして

私の話をする時は必ず

私のガンをきっかけに

金額重視で考えがちな生命保険を

しっかりと確認して見直したり

ガン保険に入ったり

忙しいって理由で後回しにしないで

検診に行きなって言ってる。

理想は十分な保険に入ってる人はすぐにでも検診へ、

これから考えて保険に入る人は免責期間を過ぎてから検診に行くのが理想なんだけどね。

嬉しい事に

姉はすぐ検診に行った。

もう1人の姉はガン保険を検討しだした。

ママ友は早速保険内容を確認して

近々FPに相談すると言ってくれた。

今ならその辺の生命保険の営業より保険とってこられると思う。笑

かわいそうな私の方が誰かの役に立ててるのかもしれないって思ったら

すこーしだけ

ガンになった意味があったのかもなーって思った。